昨年の秋からテニスで手関節を痛め、現在箸で重いものも持てない状態に悩んでいる女子テニス選手
が来店。
問診から整形外科的テストなど様々実施した結果、全身弛緩性が高くまた、フォアハンドストローク
動作におけるディスファンクションから、結果として手・肘関節に負担が強いられいると評価。
全身的にアプローチするプログラムが必要であるが、物を把持して負荷をかけると痛みが出現する
ため、状態を考慮していくつか指導。
患部周囲だけに目を向けてはうまくいかない好例だった。
最初は、こんなことやって痛みとれるの?と思われるような内容だが、目的が関節安定性向上と
正しいストローク動作の習得であるので仕方がないところ。
長い目で頑張ってもらいたい。